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子どもと一緒におふろで温活!親子で楽しむ入浴タイム

冷房による冷えや季節の変わり目で体調を崩しやすい子どもたち。そんな時期こそ、家族みんなで「おふろ時間」を見直してみるときです。身体を洗うだけでなく、親子でふれあいながら心と身体を温めるとともに、毎日の入浴をもっと楽しく、健やかな時間に変えてくれる、親子で楽しむおふろ温活をご紹介します。
家族で過ごす時間をもっと豊かに

おふろは、赤ちゃんの頃から子どもとの距離をぐっと縮めてくれる「ふれあいの場」。特に忙しい日常の中では、親子でゆっくり会話をしたり、一緒に笑ったりする時間はとても貴重です。だからこそ、おふろタイムは「ルーティン」ではなく、親子の温活タイムとして認識することが大切であり、日々のコミュニケーションを深める幸せな時間です。また、近年では、子どもでも「冷え」を感じているケースが増えており、エアコンが効いた室内や薄着での生活などが影響していると考えられています。知らないうちに内臓や手足の冷えを招いていることもあるため、大人と同じように、子どもの冷え対策も日頃から意識することが大切です。
子どもの小さな「冷え」に気づこう

「手足がいつも冷たい」「おなかを壊しやすい」「なんとなく元気がない」そうしたサインが子どもに見られたら、「冷え」である可能性があります。そもそも子どもは大人に比べて体温調節機能が未発達で、ちょっとした温度変化でも影響を受けやすいもの。身体の冷えが続くと、免疫のバランスが乱れやすくなり、風邪をひきやすくなることもあると言われています。だからこそ、家庭でできる「おふろ温活」が、日々の健康管理にもひと役買ってくれるのです。
楽しくできる!おふろで親子エクササイズ

おふろの中で、湯船に浸かるだけではもったいない!ということで提案したいのが、子どもと一緒に遊びながら、自然と身体を温める親子エクササイズ。たとえば、湯船の中でおなかを風船のように膨らませる「ふうせん腹式呼吸」をしてみたり、手足をぶらぶら動かす「ゆらゆら体操」をしたり。さらに、じゃんけんや数字あそびを取り入れれば、ゲーム感覚で身体も心もぽかぽかに。水圧や浮力を利用することで、筋肉や関節に負担をかけすぎることなく運動ができるのも、入浴時ならではのメリットです。他にも、おふろ用の防水おもちゃを使った「お片づけ競争」「◯秒間じっとしていられるかな?」といった静と動のあそびを交互に取り入れることで、楽しさも倍増。入浴が子どもにとってのワクワク時間になれば、毎日続けるモチベーションにもつながります。ノーリツで配信している「おやこでちゃぽん」は、親子で楽しめるお役立ち情報を配信していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
思わずニッコリ!おふろでの「しめくくり」

子どもと一緒におふろ温活を行った後は、入浴後のケアも大切に。湯冷めを防ぐために、脱衣所や部屋を冷えすぎないようにしておく、身体を拭いた後にすぐパジャマを着せるなど、ちょっとした工夫で子どもの体温をキープできます。さらに、入浴後の「親子マッサージタイム」もおすすめ。タオルドライの後に、足の裏や手のひらを軽くさすってあげるだけでも、安心感やリラックス効果が得られます。何気ないこのふれあいが、子どもの安心感を育て、親にとっても癒しのひとときになるはずです。また、入浴後の水分補給も忘れずに。常温のお水や白湯など、身体を冷やしすぎない飲み物を選ぶことがポイントです。
いつものおふろが、親子の宝物になる
おふろに入る時間は、特別なコトではありませんが、そこにちょっとした工夫やふれあいを加えるだけで、子どもにとっても大人にとっても、心に残る「思い出の時間」になります。小さな頃に親と一緒に楽しんだおふろの記憶は、成長した後もふとしたときに思い出される、ぬくもりの記憶。そんなかけがえのない時間を、今この瞬間からつくってみてはいかがでしょうか。忙しい日々だからこそ、湯気の中で交わす笑顔や言葉のひとつひとつが、親子の絆を深めるきっかけに繋がるはずです。親子の時間をもっと心地よく、もっと楽しく。おふろが、毎日のごほうび時間になりますように。
- おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。