成長ホルモンが分泌される睡眠とは?身体に負担の少ない温活ダイエット

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日常生活に身近にある「睡眠」と「ダイエット」は、プラスに作用してくれる相互関係。そこに「温活」が加わると、成長ホルモンの分泌が高まるなど、さらに良い相乗効果が期待できるとされています。この記事では、睡眠と温活の関係に焦点を当てつつ、誰でも簡単に取り入れられる温活ダイエットを紹介します。

身体をメンテナンスしてくれる「成長ホルモン」

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健康関連の情報でよく耳にする「成長ホルモン」とは、睡眠中に筋肉や肌細胞の修復を促進してくれる「身体のメンテナンス」とも考えられているホルモン。身体の修復はもちろん、ダイエットにおいても体脂肪の減少をサポートしてくれるなど、健康と美容に不可欠なホルモンです。体内の脂肪を分解し、体脂肪を減少させる働きが期待できることから、質の高い睡眠で成長ホルモンを促せば、理想的なダイエットの手助けとなるのです。

良質な睡眠へと導くキーワードは「体温」

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成長ホルモンの分泌は、就寝してから最初の3時間がポイント。このタイミングで深い眠りができると、成長ホルモンの分泌も活発になるそうです。個人差はありますが、眠りが浅いとあまり分泌されないため、眠り始めの3時間をいかに深い睡眠にするかがカギとなります。そしてこのカギとなるのが「体温」。一般的に、人は深部(身体の中心)体温が下がり始めると眠気が生じ、睡眠へと移行します。身近な例を挙げると、眠るときに赤ちゃんの手足が温かくなるのは、手足から熱を放散し、深部体温を下げているから。大人も同様に、寝る前に体温を上げておくことで就寝時に体温が下がり始め、自然と眠気が発生し、スムーズに眠りにつくことができるのです。

良質な睡眠と健康ボディの両方をゲット

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良い睡眠は寝る前に体温を上げること。言い換えれば、身体を温める温活ダイエットを上手に取り入れることが、快眠への近道となるはず。ここでは、毎日できる温活ダイエットを紹介していきます。

入浴のタイミングは就寝する2〜3時間前

体温を上げるには、入浴が最適。夏の暑い時期なら、少しぬるめ設定にした38~40℃の湯船に10分くらい入ると、身体が温まるとともに、副交感神経が優位になりリラックスモードに切り替わります。質の高い睡眠を目指すためにも、眠りにつく2~3時間前の入浴がおすすめです。

また、ノーリツの専用アプリ「わかすアプリ」をお使いの方は、「あったか睡眠サポートモード」を上手く使うのも◎。寝る時間を設定すると、おふろに入る最適な時間を算出して、アプリの通知でお知らせしてくれるので、おやすみ前の入浴習慣をサポートしてくれます。2025年7月9日からは、ノーリツの給湯機器を所有していなくても「わかすアプリ」で「あったか睡眠サポートモード」が使えるようになりましたので、こちらもぜひチェックしてくださいね。

入浴中に温活エクササイズ

入浴中は、温活ダイエットを行うのに最適。ノーリツが配信している「おふろワクワークアウト」では、全身の柔軟性をアップさせるエクササイズを動画で紹介されています。おなか周りをスッキリさせるストレッチや、美脚・美尻を目指すトレーニングなど、動画でチェックすることができます。

同じく、ノーリツが発信する「おふろカレンダー」は、入浴行動による「睡眠の影響」への気づきをサポートしてくれる睡眠機能があるほか、睡眠の質と日中の眠気を偏差値で計測する「睡眠の偏差値計測」といった機能があります。入浴と睡眠の関係による体調の変化を知るきっかけにもなりますので、この機会にぜひコラム「ねむりとくらし」と併せてチェックしてくださいね。 

質の高い睡眠は、寝る前にしっかりと身体を温めること。入浴時間を有効に活用した温活ダイエットを日々の習慣として取り入れ、ほどよく引き締まった痩せやすい身体を手に入れてください。

  • おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

睡眠の質を上げることは成長ホルモンに◎ 眠りを深くする5つの習慣|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社

【温活】良質な睡眠のカギ!毎晩の「温活習慣」で快眠に | 【JOVYのそわかシリーズ】

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