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頭部のツボ押しで温活効果!脳の血流量アップで頭もスッキリ

ぽかぽかと心地よい毎日を目指すなら、頭から始める温活習慣。頭皮には全身の巡りに関わる大切なツボが集まっており、やさしく刺激することでリフレッシュ効果や血行促進が期待できます。スキマ時間を使って手軽にできる頭部のツボ押しなら、忙しい日々の中でも、自分を整えるひとときにぴったり。このコラムでは、頭からじんわり温める温活スタイルをご紹介します。
頭皮と冷えの意外なつながり
「温活」といえば、手足やお腹を温めることに注目されがちですが、実は頭部ケアも重要です。とりわけ現代人は、スマホやパソコンによる目の酷使、ストレス過多により、頭部がガチガチにこわばっていることも。頭皮が硬い=血行不良のサインともいわれており、特に低体温傾向の人は要注意。頭皮マッサージやツボ押しを取り入れることで、頭からの血流を促し、身体全体の巡りをサポートすることが期待できます。
自律神経を整える「百会」のツボ

最初に押さえておきたいのが、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボ。両耳をまっすぐ頭の上まで結んだ交差点に位置し、「すべての経絡が交わる場所」として知られています。百会は、自律神経やホルモンバランスの調整に関わるとされ、ストレスを感じやすい人や眠りが浅い人にもおすすめです。やさしく指の腹で3秒ほどプッシュし、ゆっくり離す。このリズムを繰り返すだけでも、じんわりと内側から温かさが広がるような感覚が得られるかもしれません。
スマホ疲れに「天柱」と「風池」

首の後ろにも、温活効果が期待されるツボがあります。首筋の両脇にある「天柱(てんちゅう)」や、少し外側にある「風池(ふうち)」は、肩こりや眼精疲労に悩む人に試してもらいたいツボ。脳へ向かう血管が通る場所に近いため、刺激することで頭がスッキリしやすくなるとされています。毎日の入浴後、タオルで首まわりを温めてからツボ押しを行うと、さらに効果を実感しやすいでしょう。
「冷えにくい身体」は習慣化で目指す

今日からすぐに実践可能なツボ押しは、特別な器具を使うこともないお手軽温活。毎日のスキマ時間に頭皮をもみほぐすことを習慣にすれば、徐々にめぐりの良い身体へと近づくはずです。とはいえ、大切なのは、自分が「心地よい」と感じるペースで続けること。ゆっくりと深呼吸をし、頭のツボを押しながら「今日もおつかれさま」と声をかける。そんな小さな時間が、身体にも心にも、良い影響をもたらしてくれます。
なんとなく不調を感じやすい人こそ、試してほしい「頭部のツボ押し温活」。血流アップ、自律神経の調整、リラックス効果など、嬉しい作用がたくさん詰まっています。この機会に、少しずつ頭皮に触れる習慣を取り入れてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
頭ツボマップ | 頭皮と髪のエイジングケアブランド、EraL(イーラル)
【医師監修】冷え性と薄毛の関係って?血行不良が招く、夏の抜け毛リスクと対策 | Hair Care | SUSTAINA ONLINE CLINIC