一石二鳥!在宅ワーク中の姿勢を直すついでに「血流不良」も対策!

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新しい働き方として定着しつつある在宅ワーク。通勤時間を考慮しない分、いつもより遅くまで寝られて幸せという方もいるかと思いますが、長時間イスに座って同じ姿勢で作業する在宅ワークは、身体の不調や冷えを引き起こす可能性があります。ここでは座り方のコツやストレッチなど、血行不良を予防するテクニックをご紹介します。

長時間のデスクワークに注意!

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自宅で仕事に集中して終日座りっぱなし。気が付けば身体がこわばって肩や首のこり、眼精疲労、頭痛、手足が冷え……など、さまざまな症状に悩まされることがあります。これらは長時間同じ姿勢を続けたことにより血行が悪くなってしまったことが原因。また、座るという動作が前かがみの姿勢となるため「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」と呼ばれる身体を支える背筋に負担がかかります。筋肉中の血液の流れが悪くなって疲労物質が溜まり、肩や首のこりに繋がっていく……そんな身体の不調を防ぐために「身体を動かす」ことが大切なポイントになります。

デスクワークで身体に負担をかけないコツ

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長時間にわたり同じ作業を行う場合は、30分~1時間おきに身体を動かすことを意識しましょう。飲み物を取りに行ったり、トイレに行ったりするときに太ももを高く上げて歩くのも◎。下半身の血行促進に繋がります。イスに座っている場合は、立ち上がって身体を伸ばしながら深呼吸するのもおすすめ。以下に挙げる身体に負担をかけないテクニックも参考にしてください。

【座り方のコツ】

おすすめの座り方は2種類。お尻の面で座り、身体を背もたれに預けられる仙骨座位(せんこつざい)と、背もたれなしで浅く座る坐骨座位(ざこつざい)。どちらが正しいではなく、前述したように身体に負担をかける大きな原因は長時間同じ姿勢でいること。この2種類の座り方を交互に繰り返すなどして姿勢を定期的に変えてみましょう。

【姿勢を変える】

ずっと座っていると、知らないうちに前かがみになる姿勢。そんな時は、あごを引いて姿勢を正すのも簡単でおすすめです。人差し指をあごに軽く押し当て、あごを引くだけで骨盤が立って姿勢が良くなります。この動作3回繰り返すのを1セットとし、30分に1セット行ってみましょう。

【ストレッチで血行促進】

ストレッチは作業の合間に最適な方法。なかでも「肩甲骨はがし」は肩こり予防にぴったりです。座ったままでもできますし、身体の大きな関節を動かすだけでも血行が促されます。やり方はシンプル。両肘を曲げて肩を大きく回す運動を30分に1回、5秒かけてゆっくり行ってください。手先が冷えている場合には指先や手のひらをもみほぐす、グーパーを繰り返すなど簡単な方法で冷えを解消できます。

仕事中に少しでも時間を見つけて、身体に負担をかけないテクニックやストレッチを試してみてくださいね。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

エステー: https://products.st-c.co.jp/plus/question/9857/

TSUMURA: https://www.tsumura-hieshou.jp/exercise/cold.html

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