温活は東洋医学に学ぶ!陽性と陰性の食材、何が違うの?

thumbnail

身体を温める活動として、多くの方が意識している温活。その中でも食事は大切な役割を持ちます。このコラムでは、東洋医学の考え方に基づいた身体を温める陽性の食材と身体を冷やす陰性の食材について詳しく紹介していきます。

温活と東洋医学の関係

温活とは、身体の「冷え」を予防すること。全身を温めて基礎体温を上げ、平熱36,5度~37.0度を目指し、健康な身体を目指すことです。そんな温活といつも口にする食べ物は切り離せない重要な関係。食材の中には身体を温める物と冷やす物がそれぞれあり、古くから東洋医学では、寒い土地で生まれ身体を温める食べ物を「陽性食品」、熱い土地で生まれ、身体を冷やす食べ物を「陰性食品」と分けています。

身体を温める「陽性食品」とは?

img01

身体を温める陽性を代表する食材は、にんじん・ごぼう・大根・れんこんなどの根菜です。土の中で育った根菜類にはビタミンがたっぷり含まれており、体内の血液の流れを促し身体の代謝アップをサポートしてくれる効果が期待できます。

身体を冷やす「陰性食品」とは?

img02

陽性と逆の性質を持つ陰性を代表する食材は、ナス・トマト・きゅうり・バナナなど水分のある野菜や果物。夏野菜をイメージすると分かりやすいかもしれません。身体を冷やし、体温を下げるなど、余分な熱をとるのに役立ちます。

身体を冷やさないために注意すべきこと

img03

身体が冷えやすい現代人。温活効果を高めるためにも「身体を冷やさない」ために日頃から意識することが大切です。

1.身体を動かす

家電をはじめ、便利な物が普及することにより、家事を含める日常の運動量が減っている昨今。意識的に身体を動かす習慣を作ることが大切です。

2.食生活の見直し

コンビニ食品やファーストフードなど、現代人は栄養が偏りがちといわれています。また、アイスやフラッペなど冷たい食べ物やドリンクも美味しい反面、冷えを招きやすいとされるもの。美味しいからと制限なしに食べ飲みすると、冷えやすい身体を招いてしまいます。

3.入浴時間をつくる

最近は、シャワーだけで終わらせている方も少なくありません。湯船に浸かり、身体をしっかり温めて汗を掻くことは冷え対策の近道。おふろのじかんで公開されている「おふろワクワークアウト」では入浴タイムにできるストレッチが紹介されていますので、参考にしてくださいね。

おふろワクワークアウト : https://ofuro-time.noritz.co.jp/wakuwork/index.html

人は体温が下がると、血の流れが悪くなるだけでなく、身体の免疫力が下がり、病気のリスクが高まるといわれています。陽性の食材を食べる、温活習慣をつくるなどして、冷えに負けない身体を作りましょう。身体の基礎代謝が上がれば、痩せやすい身体にもつながります。自分の体質や体調を考慮して、健康のための行動を始めてみてはいかがでしょうか。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

株式会社マルベル: http://marubell.co.jp/newbealthy25/

株式会社エステー: https://products.st-c.co.jp/plus/season/10656/

おふろのじかん

日々の暮しのルーティンに、誰もが当たり前に組み込んでいるおふろの時間。
毎日のことだからこそ、向き合ってみませんか?
おふろをもっと楽しく。おふろでもっと健康に。
そんな時間をあなたにお届けします。