入浴タイムの運動で気持ちのいい入眠へ。身体と心におすすめしたい温活ケア

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ベッドに入ってもなかなか寝付けなかったり、途中で起きてしまったり……と、睡眠に関するお悩みを持つ方は少なくありません。どうすれば快眠につながるのか?そのヒントが入浴中に行う温活ケア。この記事では、スムーズな睡眠につなげる入浴法をご紹介します。

快眠のキーワードは「深部体温」

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人は内臓や脳といった身体の深部に当たる温度「深部体温」が少しずつ低くなることで眠くなる性質を持っているとされています。この深部体温を低下させる近道が、おふろに浸かり身体を温めること。就寝する1〜2時間前に40℃くらいのおふろに15分ほど浸かることで身体の深部までしっかり温まり、おふろ上がりから寝るまで、スムーズに深部体温を下げることができるといわれています。

さらに入浴は、身体を温めるだけでなく、浮力作用によって体重が軽くなり、筋肉や関節の負荷が軽減されます。こうした状態がリラックス状態へと導き、副交感神経が優位になると血管が広がります。血流が良くなると身体のコリがほぐれるなど相乗効果が期待できるため、より安眠効果が高まることが期待できるのです。

入浴中の運動で快眠へ!

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入浴中にできる温活ケアのひとつに、湯船の中で行う運動があります。しっかり呼吸を意識しながら身体を動かすことで浮力も増し、リラックス効果が高まるほか、水圧が適度な刺激となり、むくみの解消も期待できるとされています。体調に無理のない範囲でぜひ身体を動かしてみましょう。

足首ほぐし

  • 片脚を引き上げて足首を前後に曲げ伸ばし
  • そのまま足首を回し、数回回したら逆回し
  • ゆったり呼吸しながら反対の脚も同様にほぐします

頭皮ほぐし

  • 両手で頭を抱えて指の腹で頭皮全体をほぐします
  • 手のひらをこめかみに当て前後に動かしながら大きな円を描くように回します

脇下ほぐし

  • 片腕を持ち上げて脇の下に親指を差し込むようにしてほぐします
  • 心地の良い力加減でおこない、反対側も同様におこないます

入浴中にできる運動について、動画などを見ながら実践したいという方は、ノーリツが発信しているおふろワクワークアウトの「ふろれっち」をチェック。2〜3分で簡単に実践できるエクササイズが公開されていますので、ぜひご覧ください。

おふろワクワークアウト : https://ofuro-time.noritz.co.jp/wakuwork/index.html

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

nisikawa: https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20220228173404/

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