筋トレの効果アップを狙うなら入浴の前と後どっち?メリットとデメリットを解説

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せっかく筋トレをがんばるなら、より効果的な方法を知りたいというもの。例えばおふろに入る前・後と、筋トレを行うタイミングが少し違うだけでもエクササイズ効果に違いが出ることもあるといわれています。このコラムでは、入浴前と入浴後それぞれの筋トレ効果について、どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。

入浴前に筋トレを行うメリットとデメリット

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まずは、おふろに入る前に行う筋トレのメリットとデメリットについて解説していきます。

入浴前の筋トレ【メリット】

入浴前に行う筋トレで期待できるメリットは、筋肉の疲労回復。そもそも筋トレを行なった後は身体が疲れた状態です。この疲労回復を促すことが入浴に期待できるといわれています。

というのも、私たちの筋肉は、激しい伸縮運動によって筋繊維が損傷を受けます。損傷を受けた筋繊維は、修復される過程で大きくなるのです。筋トレを行うことで発生する疲労物質や炎症物質などをやわらげていくことが、筋繊維の修復過程をスムーズに進めるカギとなります。そのため、疲労回復を目的として筋トレした後に入浴するという行為は理に適っているといえます。

入浴前の筋トレ【デメリット】

入浴前の筋トレ【デメリット】

入浴前に筋トレを行うデメリットを挙げるならば、筋肉の柔軟性が低くなっていることが考えられます。おふろあがりに比べると筋肉の可動域が狭くなっているので、しっかりストレッチをするよう心がけましょう。

入浴後に筋トレを行うメリットとデメリット

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では、おふろに入った後に行う筋トレはどうでしょうか。ここでのメリットとデメリットについて解説していきます。

入浴後の筋トレ【メリット】

入浴後に筋トレをするメリットは、おふろで身体が温まった状態からトレーニングができるという点です。日頃から筋トレ前にウォーミングアップをされる方なら、身体が温まった状態で筋トレを行うことの大切さがわかるかと思います。

ウォーミングアップとは、自ら熱を作り出して身体を温めること。体温が上昇し、筋肉の滑走性がよくなり、関節の可動域も広がります。おふろで身体を温めることも、ウォーミングアップのようなメリットを感じることができます。

入浴後の筋トレ【デメリット】

入浴後に筋トレをするデメリットは、交感神経が優位な状態になりやすいこと。おふろでリラックスした身体が緊張状態になって、寝入りにくくなったり、寝ても疲れが取れにくくなる可能性があります。

入浴中にトレーニングを行うのもおすすめ!

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入浴前と後に行うトレーニングには、メリットとデメリットそれぞれありますが、入浴中に行う筋トレやエクササイズもあります。入浴中はおふろの浮力効果や温熱効果によって、筋肉がやわらぐ感覚が得られる上、入浴しながらトレーニングという時短にもなります。ノーリツが発信する「おふろのじかん」では、入浴前・入浴中・入浴後それぞれ効果的に全身をほぐし柔軟性を高めるエクササイズ動画「おふろワクワークアウト」を公開していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

おふろわくワークアウト
https://ofuro-time.noritz.co.jp/wakuwork/index.html

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

大正製薬: https://brand.taisho.co.jp/contents/sports/435/

パーソナルジムBOSTY: https://www.bosty.jp/column/bathtime_after_training/#i

プラップノード株式会社: https://www.prapnode.co.jp/about/

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