おやこでちゃぽん

お風呂イヤイヤ問題。必ずしも「お風呂に入りたくない」訳ではない?

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「お風呂の時間になると、ぐずりだす」「髪やからだを洗うのを嫌がる」そんな子どものお風呂イヤイヤを解消するには、どうしたらよいのでしょうか?
「おやこでちゃぽん」では、子どものお風呂イヤイヤをテーマに、小児科医の先生と子育て中のママで座談会を実施。子どもがお風呂を嫌がる理由やお風呂時間を楽しくスムーズに行うための工夫についてご紹介します。

座談会の参加メンバー

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「お風呂へ行かない」「洗うのを嫌がる」我が子のお風呂イヤイヤエピソード

お風呂嫌いの子どもをお風呂に入れるのは、本当に大変。子育て中の悩みのひとつですよね。
ママたちは、子どものお風呂イヤイヤ問題と、どう向き合っているのでしょうか。イヤイヤエピソードや、対応方法について聞きました。

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鈴木さん

『お風呂だよ~』と声をかけると、毎回『やだ!まだ遊びたい!』の一点張り。遊びに夢中で、お風呂につれていくまでが一苦労です。

浅野さん

うちは下の子がちょうどイヤイヤ期で、お風呂に行くのもイヤ、からだを洗うのも嫌がり、お手上げ状態。

鈴木さん

うちも顔に水がかかるのが苦手で、髪を洗うとき毎回大騒ぎだった時期があります。洗うのを嫌がられると本当に大変ですよね。

では、どのように対応すればよいのでしょうか。

子どものお風呂嫌いは、必ずしも「お風呂に入りたくない」訳ではない?

眞々田先生

お風呂って毎日のことなので、お風呂に入るのも嫌!洗うのも嫌!となると、心が折れそうになりますよね。
ひとつアドバイスをできるとすれば、子どものお風呂嫌いと一口に言っても、お子さんによって理由はさまざまなので、どうしてお風呂に入りたくないのか?を考えてみると、アプローチの方法が見つかるかもしれません。

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鈴木さん

うちの子の場合は、『お風呂に入らず遊びたい!』という気持ちが大きいから、お風呂の順番を工夫したりしています。『夕飯→遊び→お風呂』という流れを『夕食→お風呂→遊び』に変えたりとか。もちろん、できる時とできない時がありますけど。

眞々田先生

それはいいアイディアですね。先にお風呂にしてしまえば、遊びが中断されないですもんね。
あとは『ここまで遊んだら次はお風呂に入ろうね』など、見通しを示してあげるのも効果的です。

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浅野さん

予告してあげることで、ある程度心の準備ができるから、行動に移しやすくなるんですね。

鈴木さん

お風呂に入ってもらう作戦として、水鉄砲やバケツ、ジョウロ、お風呂に浮かべて遊ぶおもちゃなど、お風呂用のおもちゃも用意していますね。

浅野さん

うちは、お風呂でお絵描きできるシートが大活躍。あと好きなキャラクターの入浴剤を入れると喜んでくれます。

眞々田先生

お風呂だからこそできる遊び用意することで、お風呂が楽しい遊び場になれば、子どもも大人もストレスがなくお風呂時間を過ごせそうですね。

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鈴木さん

『水が怖い』『髪やからだを洗うのが嫌』という場合にはどうしたらいいですか?

眞々田先生

これも先ほどと同じで、子どもが水を怖がる理由やきっかけを考えてみるとよいかもしれません。
水を怖がる理由でよくあるのが、シャワーの水が鼻や耳に入ってしまったなど、お風呂でのハプニング。それがトラウマとなってしまうケースがよくあります。

浅野さん

なるほど。大人にとってはちょっとしたハプニングでも、子どもにとっては『水は怖いもの』というトラウマにつながってしまう場合もあるんですね。克服するにはどうしたいいのでしょうか。

眞々田先生

大切なのは、少しずつ水に慣れることです。
足や手など顔から遠い部分なら平気なお子さんも多いので、
手・足

お腹・背中








と、少しずつお湯をかけて慣れさせていくのがよいでしょう。ママやパパが見本を見せてあげると、より安心して取り組めると思いますよ。

親子のお風呂をもっと楽しい時間に

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共働きだと保育園のお迎え後はとにかくバタバタで、あっという間に寝る時間…というご家庭も多いでしょう。そんな中、親子のお風呂タイムは、子どもと向き合うことができる貴重な時間です。抱っこや体を洗ったり、スキンシップを自然にとれるのもお風呂ならでは。

子どもが大きくなるにつれ、親子でお風呂に入る機会は少なくなっていきます。イヤイヤ期のお風呂は大変ですが、ぜひ今を大切に親子お風呂を楽しんでくださいね。

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